今国語で奥の細道の中の平泉をしているのですが

今国語で奥の細道の中の平泉をしているのですが

現代語訳はわかるのですが内容が...今国語で奥の細道の中の平泉をしているのですが

現代語訳はわかるのですが内容があまり理解できません

源頼朝源義経・三代の栄耀(藤原清衡藤原秀衡藤原基衡

この五人は物語上 何の関係があるのですか? 「おくのほそ道」のメインは俳句です。その俳句が活きるために、芭蕉は地の文を書いています。平泉の場面は「夏草や~」の俳句ですね。この句は、この世の無常を芭蕉が実感したという句です。「時のうつるまで泪を落としはべりぬ」とありますから。そう考えると、無常を感じさせたのは何か?を考えると、奥州藤原氏の繁栄と滅亡、源義経の活躍と没落、というふたつのできごとがこの地を舞台に繰り広げられた、ということを述べないと、俳句が活きてきません。地の文で「跡」という言葉が繰り返され、俳句にも「跡」と使われています。いかにこの地が、往時をしのばせるものがなかった、ということでしょう。

 

さらに、平泉から移動すると、奥州藤原氏の繁栄の証拠である「金色堂」があります。今まで、何も「跡」が残っていなかったのに、ここにはそれが残されています。芭蕉から約500年も前のものが残されている驚きを「五月雨~」の句で表現しているのです。ここでは前半の「跡」との対比がなされているわけです。

 

文章の内容が理解できない、ということでしたので、最後の質問には答えていませんが、参考にしてください。彼ら5人のことは他の解答者さんの内容にお譲りします。